長い舌を利用してアリ類を好んで食べる。キツツキ類ではあるが木をつついて巣穴を掘らない。体の大きさに対して舌が最も長い鳥としてギネス記録を持っている。

日本最小のキツツキ。日本各地の山地の林や公園の木などで年中見られる。ギーという大きな声で鳴き、木を這うように巡回しては木をつつき、虫などを探す。小さいながらドラミングも立派に行う。

赤・白・黒の美しい色合いを持つ代表的なキツツキ。山地の林などに生息し、枯れ木の中の虫を探して飛び回る。ケッケッと鳴き、繁殖期には木を叩くドラミングも行う。

沖縄島のみに生息する暗赤色のキツツキ。日本固有種であり、近年は外来種対策も行われている結果、生息範囲が広がりつつある。地面に降りて採餌したり、土の中から昆虫を掘り出すこともある。絶滅危惧種。

アカゲラより一回り大きく、お腹に斑模様が入る。全国の平地から山地の林に生息し、北海道や沖縄にはそれぞれ固有の亜種が存在する。

クマゲラと似た大型の黒いキツツキ。日本では絶滅してしまったが、現在でも東南アジアなどに分布している。

まるでカラスが木の幹に留まっているかのような特大サイズの黒いキツツキ。採食のために鳥が作ったとは思えないサイズの穴を開ける。日本では北海道と東北地方に生息しているが、東北地方ではほとんど見られなくなっている。絶滅危惧種。

羽が緑色のキツツキ。日本固有種。アカゲラと同じく枯れ木や穴を開けた木を巡回して虫を探す。ピョーピョーピョーと鳴く。

北海道にのみ生息するキツツキ。アオゲラとそっくりだがお腹に横縞模様がない。またメスは頭の赤い部分がない。山だけでなく平地の林などでも見られる。

キツツキ科