日本では北海道にしか生息しないライチョウ。古来より食用としても好まれてきた鳥で、近年その数は激減しており高山帯の森にしかいなくなってしまった。1年を通して同じ地域で生活し、木の芽や種などを食べる。

高山帯に生息する神の鳥として崇められてきた鳥。夏は黒褐色系の色をしているが、冬になると真っ白な姿に変わる。日本のライチョウは他国と違って人間を恐れない。現在絶滅の危機に瀕している。

非常に長い尾羽を持つ褐色のキジ科の鳥。日本固有種。本州〜九州の山林に生息し、九州南部にはより赤みの強い亜種コシジロヤマドリがいる。

日本の国鳥。オスは赤・青・緑と派手な姿をしているが、メスは黄褐色で地味。山地の林や農耕地に生息し、羽をバタつかせながらケーケーンと鳴く。主に植物を食べる。

スーパーに卵がよく並ぶおなじみの鳥だが、野生の鳥の姿を見たことがある人は少ない。山地の草原や農耕地などに生息。警戒心が高いためすぐ隠れてしまう。主に草木の種や芽、昆虫などを食べる。

チョットコイ！チョットコイ！と鳴くキジ科の鳥。まるっとした体系をしており、飛ぶのも苦手なのでハンターの標的にされることも多い。本州・四国・九州に生息する。1920年に放鳥された外来種である。